先輩の声①

現場の先輩方の声


新潟県動物愛護センターで獣医師として勤務しています。
センターは、負傷したり、様々な事情で飼主さんが飼うことができなくなった犬猫を保護し
新しい飼主さんに譲渡したり、動物の正しい飼い方や接し方、動物を愛することの素晴らし
さをお伝えする施設です。
獣医師として収容動物の治療や避妊去勢手術、しつけ方教室等各種教室の講師、ペットに関
する苦情対応やペットショップ等動物取扱業の監視指導、人に危害を加える可能性のある特
定動物の監視指導なども行っています。
中には動物の死に直面する辛い場面もありますが、その子達の分まで1匹でも多くの犬猫達
を幸せにしたいと日々奮闘しています。
県職員の業務はなかなか明確な結果が現れないものが多い中で、この仕事は頑張ればその分
「動物の命」や「県民の笑顔」が返ってくるものです。
現に新潟県の犬猫の殺処分数はこの10年で約8割も減少、反対に譲渡数が倍増しており、
私は日本一動物に優しい県であると思っています。
私が所属する福祉保健部には、動物愛護センターの他にも様々な職場があります。
保健所では犬猫の対応に加え飲食店や食品工場を監視・指導し、食中毒などの発生を防止し
食の安全安心を支えています。
食肉衛生検査所では唯一獣医師にしかできない「と畜検査」、「食鳥検査」により食肉の衛
生を確保しています。
ここでは獣医大で学んだ微生物検査、病理検査、生化学検査、PCR検査などの検査技術を
発揮することができます。
そして保健環境科学研究所ではより高度な検査を行い、重要な役割を担っています。
獣医師=動物のお医者さんというイメージが大きいと思いますが、私たち福祉保健部の
獣医師は人の生命に大きく影響する食の分野をはじめ、様々な公衆衛生分野でも活躍しており
陰ながら人々の生活を支えています。
行政獣医師は人や動物のお役に立ち、とてもやりがいのある仕事です。
ぜひ新潟で私たちと一緒に働いてみませんか?皆さんからの応募をお待ちしています。