先輩職員インタビュー②

 新潟県職員獣医師の先輩職員に、担当業務や職場の雰囲気などについて、お聞きしました。

宮島 柾生(令和5年度採用)

  • 勤務先  中央家畜保健衛生所 防疫課
  • 出身地  新潟県三条市
  • 卒業大学 東京農工大学

現在、担当している業務や職場について教えてください。

 防疫課で牛の疾病予防を中心とした業務に従事しています。
 中心となるのはヨーネ病や牛伝染性リンパ腫といった家畜衛生上重要な疾病に関する業務です。採血と検査を主として疾病発生や感染拡大の防止に取り組んでいます。
 まだ初年度で戸惑うことも多いですが、先輩の皆様方が快く教えてくださるので、分からないことがあっても安心して取り組むことができています。

これまでで一番印象に残った仕事は何ですか。

 私の業務は牛に関するものが中心ですが、中でも牛伝染性リンパ腫に関する業務が印象に残っています。大学生の間にも牛伝染性リンパ腫について学ぶ機会は多かったのですが、実際に感染牛のいる農場の状態は想像とは異なるもので、牛房スペースや防虫、各作業の負担など様々な課題が多く、感染拡大を防ぐための対策を講じるのはなかなか難しいと感じました。
 今年度は思うように生産者に働きかけることができず苦労したのですが、来年度はよりコミュニケーションを取りながら積極的に行動し、より効果的な対策を練っていきたいと思います。

新潟県職員の獣医師を志望した理由を教えてください。

 私は大学卒業後、小動物病院に就職していたのですが、体調を崩して退職し、実家に帰省した際に、新潟県の臨時職員の募集を目にして、臨時職員として勤務し、その後、新潟県の正規職員に応募しました。
 大学のインターンで一度訪問したこともあり、ある程度の業務は把握していたのですが、実際に就職してみて、思っていたよりも動物に接する機会が多いように感じました。
 公務員と言えば事務仕事のイメージが強く、現場の仕事が少ないように感じており、動物好きの自分としては苦手な印象だったのですが、意外と動物に接する機会が多く好印象でした。

退庁後や休日はどのように過ごしていますか。

 退庁後は運動や自炊、ゲームなど、自分の好きなことに使う時間が多いです。
 退庁時間は基本的に大きく遅れることはなく、緊急時以外は土日に出勤することもないので、のびのび過ごすことができます。
 また、祝日も休みになるので連休の際は旅行に行くことも多いです。

ある日のスケジュールについて教えてください。

  • 8時30分 始業
  • 9時   酪農家に出張、採血と聞き取り
  • 11時   帰庁、消毒、検体処理
  • 12時   昼食
  • 13時   検査
  • 16時   報告書作成、翌日の準備
  • 17時15分 退庁

今後の目標について教えてください。

 まだまだ知識不足、経験不足で分からないことが多いので、日々の業務に加え自主的に学習を行って農家の皆さんのお役に立てるよう努力したいです。
 また、県内農家の経済被害を減らすために、今年十分に行うことができなかった牛伝染性リンパ腫対策に積極的に取り組みたいです。

新潟県職員の獣医師への就職を考えている方へのメッセージをお願いします。

 新潟県は上越、中越、下越、佐渡の各家畜保健衛生所管内で家畜の飼養状況が様々なこと、また、中央家畜保健衛生所の病性鑑定課や畜産研究センター、県営の預託牧場等、農林水産部内の獣医師の職場として様々な職場が存在し、興味のある業務ができることが魅力の一つだと思っています。